さし歯治療
差し歯治療(被せ物治療)
本当は差し歯ではなく被せ物の歯を言います。
前歯ですとオールセラミクス冠・ラミネートべニア・ハイブリッドセラミクス冠・ポーセレンメタルボンド冠・保険適応のプラスチックの冠があります。
奥歯ですとオールセラミクス 冠・ハイブリッドセラミクス冠 や白金加金冠、保険適応の銀歯があります。(小臼歯CADCAM冠保険適応)
当医院の自由診療技工物はすべて超一流の技工士さんに依頼して作っております。
自由診療では、削り方、歯型を採る材料(最も精密に型採りできる材料を使用)、超精密製作過程、 超一流の技工士さんによる製作、等において、保険診療製作過程とは異なります。その結果、機能的にも審美的にもより良く、かつ長持ちする被せ物がお口の中に入ることになります。
オールセラミクス(ジルコニア+ポーセレン )
ジルコニアは白い金属と云われる丈夫なセラミクスです。その上にポーセレンと言う歯の色のセラミクスを焼成してつくります。最も見た目をよく作ることが可能で、最高級な被せ物です。人により向かない場合もありますので、ご相談ください。
ジルコニア+ポーセレンの表と内側
CAD/CAMオールセラミクス
CAD/CAMオールセラミクスは硬い既製のセラミクスの塊をコンピュータ制御と専用機械で削り出して作ります。決まった色のセラミクスブロック(E-MAX)から患者さんに一番近いブロックを選び削り出して仕上げます。細かい色調表現はできませんが、機械が作るぶん、比較的安価です。
CAD/CAMオールセラミクスの表と内側
CAD/CAMオールジルコニア
ポーセレンメタルボンド
ポーセレンメタルボンドは金とプラチナの合金の上にポーセレンというセラミクスを焼成して作ります。何十年も使われ続けた技術です。最近ではオールセラミクスのほうが色がきれいになってきていますが。一流の技工士さんが作ればオールセラミクスと遜色ない色調表現が可能です。歯の無くなり具合によってはポーセレンメタルボンドが第一選択肢になります。
臼歯のポーセレンメタルボンドの表と内側
ハイブリッドセラミクス前装冠
ハイブリッドセラミクス前装冠はプラチナゴールドや20%金パラ合金の上にハイブリッドセラミクスという樹脂とセラミクスのいいとこどりをした材料を盛り上げてつくります。セラミクスに比べ透明感はありませんが、咬む相手の歯に優しいという長所があります。もちろん保険適応のさし歯よりは数段綺麗です。歯の無くなり具合によってはハイブリッドセラミクス前装冠を第一選択肢とします。
臼歯のハイブリッドセラミクス前装冠の表と内側
ポーセレンラミネートベニヤ
ポーセレンラミネートベニヤはポーセレンと言うセラミクスを薄くシェル状に加工したものを前歯に貼り付ける治療方法です。前歯の表面をわずかに削りその表面に貼り付けます。生まれつき変色した歯の方や内側の少しへこんだ歯の方によく使われる治療方法です。
イメージ
全部鋳造冠(プラチナ+ゴールド冠)
大臼歯(一番奥の歯)には絶対お薦めです。咬む面の細工が細かく効率よく噛み砕けるよう、また、歯に負担をかけないように個人個人の咬み合わせにあわせて考えて作っています。(カスプコーンテクニック)また最も精度が高く、虫歯にもなりにくく奥歯が長持ちします。
カスプコーンテクニックの冠、細かい細工。
硬質レジン前装冠(前歯保険適応)
銀歯に硬質レジンという樹脂を盛り上げて作ります。保険では前歯に適応されます。透明感は無く
見た目はそこそこですが、数年すると変色が起こります。裏側は銀色です。
硬質レジン前装冠の表と裏側
保険診療硬質プラスチックCADCAM冠
主に、小臼歯に用いられる硬質のプラスチックの被せものです。銀歯より見た目は良いですが、すべての被せ物の中で最も歯を削る量が多いのが最大の欠点です。(神経のある歯では滲みるようになったり、神経のない歯では歯が脆くなることがあります)自由診療の被せ物より質が劣りますが比較的安価で白い歯が入ります。材質はオール ハイブリッドセラミクスです。
保険適応の銀歯
いわゆる銀歯で保険では奥歯に使用されます。削る量は白いはにくらべ少ないです。
残念ながら細かい細工はありません。
大臼歯の銀歯